私がロートアイアンで作った初めての作品。私たちのウエルカムボードです。

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静岡県西部はものづくりの街。そんな西部の磐田市で溶接加工業を営んでいる芝田まさひろです。
今回は今年の1月28日に豊橋で行った私達の結婚式、そのための制作物を改めて見直します。

ロートアイアンのウエルカムボード

特に力を入れたのはこのウエルカムボード。
Art鉄人の仲間のじんぱちさんや内藤さんがロートアイアンで素敵な作品を作っているのを見て、自分も作りたいな〜なんて随分前から思っていたので、この機会を幸いに頑張って制作しました。
ただ結婚式の準備ってただでさえ半端なく忙しい。そして弊社の繁忙期と重なって二重にも三重にもオーバーワークな状態でした。
でも、イメージを膨らまして、試作を重ねて、段々と出来上がっていく過程に手応えと自信を感じ、むしろ仕事以上にのめり込んで制作いたしました。


ウエルカムボード_イメージ
まず大体のイメージが決まったら、実際に作る大きさを把握しながら原寸でイメージを描きます。
原寸イメージはチョークで定盤(作業台)にダイレクトに描きました。
なぜチョークで描くかと言うと、実際に作りたいサイズに限りなく合わせるために、描き消しが容易だからです。
かの段階で、大まかに制作方法(特に強度と見た目の美しさを考えどのように組み合わせるかが重要)も検討します。

ウエルカムボード 制作途中
いよいよ制作開始です。
周りにロートアイアンのオブジェを溶接でくっつけるので、フレームももちろん鉄で制作です。
45度で綺麗に組み合わせるように加工する。
上手く行って気持ちがいいです。

ウエルカムボード ロートアイアンで装飾
そして、最大の難関。ロートアイアンです。
いろんな人に教えてもらったり、Youtubeで勉強したり。時間の無い中の試行錯誤。未知の技術の習得で、プロの作品に比べればまだまだですが、なんとかカタチになりました。

ウエルカムボード 溶接
試行錯誤の末出来上がったパーツを溶接で丁寧に繋ぎ合わせていきます。
今回はMIG溶接で制作しました。

実際制作日数は大体イメージが出来上がってから2週間くらいかかりました。
塗装もゴールドのエイジング塗装と普段の仕事ではやらないような試みも取り入れました。
また肝心のメッセージボードはヨーロッパっぽいイメージでイラストレーターで制作してA3に拡大コピーして使用してます。

ゆくゆくはこんな仕事も依頼も入ったら良いなあと思い、今回のまとめとします。
長々、お読み頂きありがとうございました。



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この記事へのコメント
素晴らしい作品じゃないですか!
見た時からそう思っていましたよ。

やはり思い入れが強いと、物にもそれが出てきますね。


あと自分の事をそう言っていただけると、恥ずかしいけれど嬉しいです☆
Posted by ないてゅないてゅ at 2018年04月27日 12:57
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私がロートアイアンで作った初めての作品。私たちのウエルカムボードです。
    コメント(1)