「あいうえお箸置き」商品化プロジェクト

カテゴリー │作品

静岡西部はものづくりのまち、そんな西部の磐田市で板金加工業を営んでいるしばたまさひろです。

今日はここ数ヶ月取り組んできた「あいうえお箸置き」を紹介します。
これは今年の1月、私達の結婚式に引き出物の一つとして作った箸置きです。

あいうえお箸置き

「私達らしい世界に二つと無い思い出の品を作ろう」と妻と一緒に心をこめてアイデアを出し合って二人で作った品物でした。

式の情景


おかげさまで、式が終わってからも「あの箸置きが欲しい」との声を結婚式にいらしてくださった方々から多くいただきました。
そこでせっかくなら、商品化してより多くの方々に使ってもらえれば私達も嬉しいし、励みになると思い、パッケージデザインも含めて「あいうえおはしおき商品化プロジェクト」を進めてまいりました。
数々の試行錯誤を経てやっと納得できるものに仕上がりましたのでご報告させていただきます。

箸置きパッケージ

この箸置き「子供ウケ」が絶大なのであいうえお5個入りパッケージを「小さな子どもがいる世帯」ターゲットにした商品を考えましたが、2個入りとか売り方いろいろ考えつきそうです。

パッケージ中

パッケージを開けたところ。
開封したときの楽しさなんかも考えて、楽しい商品開発となりました。


 

デットストックの板を使ってゴミ箱の制作

カテゴリー │仕事

静岡県西部はものづくりのまち。そんな静岡県西部の磐田市で鉄工場を営むしばたまさひろです。
今回は、以前作ったキッチンテーブルに合わせてゴミ箱を作りました。

ステンレス製のゴミ箱

左から
・生ゴミ用蓋付き
・プラスティック用
・リサイクル(ペットボトル、瓶)用
・紙ゴミ用
を棚にピッタリ収まるよう設計しました。

うちの会社の倉庫に残念なデットストック材が眠っていて、今回は多分永遠に使われることのなさそうなsus304 2B 0.3mmを使うことに。

ステンレスのヘミング加工

ステンレスは手を切りやすいのでヘミング加工やバリ取りは入念に行いました

力がかかるところは1.5ミリの板で補強。sus430を使っていてヘアライン仕上げにしてみました。

個人的にsus304とsus430HLのコントラストが気に入ってます。
取手も自作いたしました。

ステンレスのゴミ箱02
ステンレスのゴミ箱


 

おかげさまで創業70周年を迎えました

カテゴリー │仕事

静岡県西部はモノづくりの街。そんな西部の磐田市で溶接加工業を営んでいるしばたまさひろです。

祖父が事業を起こした1948年5月。
とうとう今年で創業70周年を迎えることができました。

芝田工業


これも一重にお客様のご要望に真摯に向き合ってきたからと思います。

これからもお客様の役に立つ会社であるよう、真摯に一日一日を積み上げていきたいと思います。

今後も変わらぬご愛顧よろしくお願いいたします。



 

キッチンテーブルとキッチンシェルフの制作

カテゴリー │作品

静岡県西部はモノづくりの街。そんな西部の磐田市で溶接加工業を営んでいるしばたまさひろです。

今日は先日制作し終えたキッチンテーブルとシェルフをご紹介します。

私たち夫婦が浜松市で結婚生活を始めて早半年。
新婚旅行も無事終わり、次の目標は、「友達や親類の方々をお招きしてホームパーティーをすること」です。
そのために、仕事の閑散期であるこの時期にいろいろと生活に必要な家具の制作を始めております。

キッチンテーブル

キッチンシェルフ


今回の制作のポイントはキッチンテーブルとシェルフで二つを分けて製作し天盤面を同じ高さにしたこと。
夫婦二人、料理も好きだし食べることも好き。
なのでまず先に食のステキな環境づくりをしました。
天盤面を同じ高さにすることで作業性も増し、すっきりみせることもできました。

天板にステンレスを張る

シェルフの天板にはステンレスの板を張りって防水加工に。
ここでパンやピザの生地をコネコネしたいなあと思ってます。

仕上げ
仕上げ

19ミリ1.6ミリ厚角パイプを溶接加工。
内側の溶接はあえて残し、表側を仕上げ加工。
塗装はポリウレタンのマットクリアー塗装ですが、下地にアクリルクリアーを錆止めに塗ってみました。

オリジナルのアジャスター

アジャスターも角パイプの19ミリサイズに合わせてオリジナルで制作。


 

私がロートアイアンで作った初めての作品。私たちのウエルカムボードです。

カテゴリー │作品

静岡県西部はものづくりの街。そんな西部の磐田市で溶接加工業を営んでいる芝田まさひろです。
今回は今年の1月28日に豊橋で行った私達の結婚式、そのための制作物を改めて見直します。

ロートアイアンのウエルカムボード

特に力を入れたのはこのウエルカムボード。
Art鉄人の仲間のじんぱちさんや内藤さんがロートアイアンで素敵な作品を作っているのを見て、自分も作りたいな〜なんて随分前から思っていたので、この機会を幸いに頑張って制作しました。
ただ結婚式の準備ってただでさえ半端なく忙しい。そして弊社の繁忙期と重なって二重にも三重にもオーバーワークな状態でした。
でも、イメージを膨らまして、試作を重ねて、段々と出来上がっていく過程に手応えと自信を感じ、むしろ仕事以上にのめり込んで制作いたしました。


ウエルカムボード_イメージ
まず大体のイメージが決まったら、実際に作る大きさを把握しながら原寸でイメージを描きます。
原寸イメージはチョークで定盤(作業台)にダイレクトに描きました。
なぜチョークで描くかと言うと、実際に作りたいサイズに限りなく合わせるために、描き消しが容易だからです。
かの段階で、大まかに制作方法(特に強度と見た目の美しさを考えどのように組み合わせるかが重要)も検討します。

ウエルカムボード 制作途中
いよいよ制作開始です。
周りにロートアイアンのオブジェを溶接でくっつけるので、フレームももちろん鉄で制作です。
45度で綺麗に組み合わせるように加工する。
上手く行って気持ちがいいです。

ウエルカムボード ロートアイアンで装飾
そして、最大の難関。ロートアイアンです。
いろんな人に教えてもらったり、Youtubeで勉強したり。時間の無い中の試行錯誤。未知の技術の習得で、プロの作品に比べればまだまだですが、なんとかカタチになりました。

ウエルカムボード 溶接
試行錯誤の末出来上がったパーツを溶接で丁寧に繋ぎ合わせていきます。
今回はMIG溶接で制作しました。

実際制作日数は大体イメージが出来上がってから2週間くらいかかりました。
塗装もゴールドのエイジング塗装と普段の仕事ではやらないような試みも取り入れました。
また肝心のメッセージボードはヨーロッパっぽいイメージでイラストレーターで制作してA3に拡大コピーして使用してます。

ゆくゆくはこんな仕事も依頼も入ったら良いなあと思い、今回のまとめとします。
長々、お読み頂きありがとうございました。




 

錚々庵のホームページを公開しました

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静岡県西部はモノづくりの街。そんな西部の磐田市で溶接業を営む芝田工業です。
かねてより制作してきました「錚々庵」のホームページを公開いたしました。
芝田工業株式会社ともども皆さんに愛される企業、ブランドに育ててゆきたいと決意いたします。


錚々庵HP
https://shibata-kougyou-kk.wixsite.com/sousouan
芝田工業株式会社HP
https://www.shibata-kougyou.com/